この頃、人が座りきれない日が多くなったなあと思う。Breezeをやりだしてもうすぐ3年。最初は週3回がんばって開けてたなあ。誰も来ず寂しく帰ったこともよくあった(笑)

 よく初めて来られた方に「なんでこの店やりだしたんですか?」って聞かれることがある。その時に最初に話すのはこの業界の先輩方に対する感謝だ。僕が介護の業界で仕事をしだしたのはギリギリ20代の頃。ケアマネになって自分で事業所をしたいという想いでヘルパーの資格を取り、働き始めた。働き始めて1年ぐらいの時、たまたま前職が営業職だったので、当時は珍しかったがデイサービスの営業を仕事のあいまにするようになった。

その営業の時に、あるケアマネさんから交流会を紹介していただいた。その交流会をきっかけに多くの方々にお世話になったし、今でもほんとにお世話になっている。今自分が事業所をできているのも、多くの方に支えられてるからだ。

 ただその方々には、ほとんど返せるものがない。そう思ったとき、自分みたいに新しく介護関係の仕事等に関わるようになった方に、少しでも力になれる場が自分でもできたらいいなあと思ったのがきっかけだった。最初は空きスペースを借りて月に2回程度おこなうくらいだった。その中で多くの方に「ちょっと立ち寄って話しできるとこがあったらいいなあ。」と言われ、自分でも解決はできないが話しを聞くことで辞めずにすんだり、「もうちょっとがんばってみよっかなあ」とか「明日もがんばろっかな」とか少しでも前向きになってもらえる場所ができたらなあと思いだした。

 色々店を見に行ったり、飲食の方に相談している矢先、知り合いの介護関係の方からこのBreezeを紹介してもらった。紹介先の不動産屋さんもなんもわかんない私にほとんどの初期費用なしで貸してくれた。今思えばよく貸してくれたなあと思う(笑)

 そしてもう一つよく言われるのが「安過ぎる。」「こんなんでやっていけないでしょ。」ということ。けどほんとに気軽に来てほしいという思いがあったので、誰でも気軽に来れる金額にしたいなあと思っていた。じゃないとやる意味がないから。それでも一応会社でやってるんでマイナスにはしたくないという強い思いはあった。この頃はほんと新しい方や若い方が多くなったなあと思う。それはめちゃくちゃうれしい。今介護の担い手が少ない中、介護の仕事をしようとせっかく思ってくれた方には、なんとか続けてほしいなあという思いがある。なにか自分にできることがあればやりたい。またそれぞれで助けあってくれたらなあと願う。つらいこともあるだろうが乗り越えてほしい。

 最後にもう一つよく言われることが「忙しいのによくやれますね。」ということ。確かに昼は普通にケアマネの仕事をしてるので(ちゃんとプランもけっこう持ってますよ(笑))。けどこの頃は「ほとんど開いてないやん。」って言われるぐらい、開いてない日が多いです。すいません。一応、月10日弱ぐらいはなんとかやってるんですが、僕も逆に話し聞いてもらったり、テンション上がんなくて「店行きたくないよー」って思っても(けっこうある(笑))、店行ってみんなと話すと不思議となんかパワーもらうんだよなあー。時間忘れてしゃべって、大笑いして。自分もほんとパワーもらってる。みんなほんといい人。僕自身も救われている。またみんなほんと助けてくれて、だいたい1時間ぐらいしたら、誰かが中でお酒つくってくれて、僕はカウンターで飲んでる(笑)ボックスの席のお酒もみんながバケツリレーみたいに渡していくの大好き。ほんとみんな温かくて初めての人にもwelcomeなんだよなあ。自分ができることをやってくれて、その場をみんなで楽しい雰囲気にしてくれる。

準備してくれたり、片付けしてくれたり、中手伝ってくれたり、色々物持ってみてくれたり、お金くれたり(笑)。今ではみんなに支えられて店やれてると思う。

 あとちょっと最後に真面目な話しで、ケアマネとして自分の利用者さんを任せれる方、一緒に支援してくれる方とのつながりや出会いの場でもある。ケアマネの一番の仕事はいいサービスをしてくれる事業所を探すことだと思っている。プランも大事であるが、プランは誰がやってもそう変わんない。介護保険でできない支援、まかなえない支援が必要な方をどう支援していくかのほうが難しい。それは関わっているどこかがやればいいってことではない。関わってるみんなでやるべきことだと思う。それができる仲間をつくる、そしてみんなで支援できる体制をつくるのがケアマネの仕事でしょ。自分だけでなく多くの方がBreezeのつながりでこのようなお互いを信頼できるチームをつくることができたら最高だなあ。

 そんなことを思いながらもうすぐ3周年。とりあえず5周年目指してがんばります。これを読んでくれた方とBreezeで出会え、新しいつながりができたらうれしいです。時間あれば遊びにきてください。