「Be visible~見えざるLGBTの可視化を考える~」

著者:にじいろケアプランセンター ケアマネジャー梅田政宏

 私は今年55歳になろうかという男性で、地域で独立型ケアマネをしている一人の「オカマ」です←敢えて表現(笑)
以下、あたしたちのことを少しお話しようと思います。

最近はさすがに日本でも「LGBT」というアルファベットの羅列を見ても、???な人はかなり少なくなったのではないでしょうか。10年ほど前までは、ほぼほぼ「LGBT」と呼ばれる当事者間のみでコミュニケーションをとっていたような属性を持つ者。いわゆる社会の中に存在する1種の「マイノリティー」を表すワードです。アルファベットにそれぞれ意味があります。Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダーを表しています。これら4字の頭文字をとって「LGBT」と呼んでおり、私たちは総称して「セクシャルマイノリティー」と表現しています。

 これまで私たちのような存在は「お姉系タレント」「ニューハーフ」もっと前の世代でいえば「カルーセルまき」さんや「おすぎとピーコ」さんといったような、「テレビの向こうに見えるお笑い芸人」的な認識を持った方がほとんどではないかと思います。

 確かに上記のような表現をする方々を面白おかしくメディアが取り上げ、自分たちが暮らす地域には存在しない人達として認識されているのが現状です。

 しかし昨今、特にここ10年くらいでLGBTとされる私たちを取り巻く環境が少しづつ変わってきました。いや変わってきたように思える事が増えました(笑)←日本ではまだまだだけど。

 私的には、先ずは何といっても「LGBT」という私たちを表す属性名というか、総称といいますか、私たちの存在を表現する言葉がこの日本でも使われ始めたことです。この言葉の登場で私たちのイメージがぐう~~~っと、ほんとに天と地の差くらいに代わってきたのです。

今まで「ホモ」(これは極めつけに気持ちが悪いとされる代名詞)、「おかま」(これも、交通事故で「オカマ掘られたわ~~」等と、あってはならぬ事故に例えられる侮蔑的代名詞の代表格)、「変態」、「レズ」、「おなべ」等々、私たち「セクシャルマイノリティ(性的少数者)」を表現する言葉には、微塵もかけらも尊厳が込められた表現はこの世に存在しなかったのです(←ここ強調!!)。そもそも自分自身を「ホモ」や「オカマ」なんて呼びたくないし、なんのレスペクトもない表現名で呼ばれたいなんて思わないわよ!!っていう時代の中(←突然お姉系出現(笑)このような「お話スタイル」を私たちは「ホゲる」と言っています)正にこの「LGBT」が唯一、変態的ではない学術的とさえ思えるニュートラルな表現ワードとして出てきました。これは、私たちにとって大切な「命」を救うほどの大きな出来事であり、これまで一生人知れず、且つ一人で生きて、死んでいく事を迫られたあたし達にとって画期的なことでした。

では次回はあたし達を取り巻く世界情勢についてお話致しますわ~~\(^o^)/

では次回、もっとホゲて参じましょう~~


著者
にじいろケアプランセンター
ケアマネジャー 梅田政宏